葉巻やパイプたばこには、様々な歴史上人物にまつわる逸話があります。諸説ありますが、ほんの一部こちらでご紹介致します。
チャーチル
葉巻をこよなく愛した著名人。第二次世界大戦中にイギリス首相となり、大戦中彼の懇意にしていた英国ダンヒルがドイツ空軍の爆撃で被害にあった時、直ちにダンヒルのマネージャーが首相官邸に「あなたの葉巻は大丈夫です」と一報をいれたという逸話があります。チャーチルが好んだ葉巻の大きさは「チャーチルサイズ」といわれています。ロメオYジュリエッタは特に彼が好きなブランドで、憧れと尊敬の念を表し「ロメオYジュリエッタ チャーチル」という名の葉巻として親しまれています。
マッカーサー
コーンパイプは彼のトレードマークの一つとして知られています。昭和20年、GHQ総司令官として厚木基地に着陸した飛行機のタラップでサングラスをかけ、コーンパイプをくわえていたマッカーサー元帥の姿は、日本の戦後を象徴する写真の一枚としてとても有名です。
この写真には裏話があり、最初に軍服と軍帽の姿で出てきたマッカーサーに対し、カメラマンたちが絵にならないからパイプをくわえて出てきて欲しいとリクエストTake2だったのです。彼はこれに応えて一度、機内に戻りコーンパイプにたばこを詰め、着火してから再登場したというお話です。マッカーサーは大の愛煙家であり、コーンパイプのみならず、ブライヤーパイプも使用。またシガー愛好家でもあったようです。
マッカーサーがくわえていたコーンパイプは、他のコーンパイプと比べてボウル部分が長く、ステムの部分に他人のパイプと区別できるようにZippoで焦げ目をつけていました。とても個性的なフォルムですがデザインはマッカーサー本人、彼を象徴するアイテムの一つであり、コーンパイプには彼自身のこだわりが込められていました。現在もアメリカ南部・ミズーリ州の特産品で「ミズーリメシャムカンパニー」で作られており、マッカーサーパイプとして販売されています。
吉田 茂
戦後の日本を復興へと導いた吉田茂は、無類の葉巻好きとして知られ、エピソードを残しています。GHQ総司令官として来日したマッカーサーと初めて対面した時、やや横柄な態度で葉巻をすすめたマッカーサーに対し、吉田は「それはマニラ産でしょう。私はハバナ産しか吸いません」と毅然とした態度で断りました。吉田茂の気骨あるふるまいが、マッカーサーの彼に対する評価を高めたことは言うまでもありません。その後、マッカーサーが日本を離れるまで、両者の関係は終始良好であったといいます。戦後の混乱期に首相の重責を担った吉田茂は、一国の宰相にふさわしい威風堂々ぶりを「葉巻」で演出したのです。
J.F.ケネディ
対キューバ経済制裁、国交断絶する直前にひそかに彼がこよなく愛していたキューバ産の葉巻H.アップマンを買い占めたという逸話が有名です。
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