パイプたばこをはじめたいけど少し敷居が高い、という方は多くいらっしゃいます。パイプたばこは、たばこの詰め方から着火までの手順をしっかり踏むことで、初心者でも存分に楽しめます。一人でも多くの方が楽しめるよう、こちらでは、パイプたばこ喫煙の手順についてご紹介します。
たばこの詰め方
たばこをパイプに詰める作業は重要です。堅く詰めすぎると火が消えやすくなり、柔らかすぎるとたばこ本来の味を損なってしまうので注意しましょう。
まずは、たばこの葉を取り出し、よく揉み解していきます。(※2.5〜3g程度)
詰めるときは3〜4回にわけて、ムラなく詰めることが重要です。(※1回目は子供の力、2回目は女性の力、3回目は2回目よりも少し強く。)
ボウルの約80%まで詰めたら完了です。(※新品のパイプなら40%までにし、慣らし作業を行いましょう。)
着火
着火は、「ライター」と「マッチ」2つの方法があります。
ライターはオイルではなく、ガスを使用することをおすすめします。オイルライターはオイルの匂いが葉に移ることがあり、香りが損なわれる可能性があります。
ライターの方が使いやすいので、慣れるまではライターでの着火をおすすめします。マッチを使う際は、点火したら火が落ち着くまで待ちます。約2秒間待ったら火をパイプに移します。そうすることで、火薬の匂いがうつるのを防ぐことができます。(※ターボライターは火力が強いため、一見着火に向いているように思いますが、パイプのボウルの淵を焦がす恐れがある為、あまりおすすめいたしません。)
事前準備着火
着火は2回に分けて行います。1回目が、葉の表面をしっかり炭化させるための事前準備です。
パイプをくわえ、強めに素早く吸いながら表面全体に着火していきます。葉が盛り上がってきたらタンパーで軽く押さえ、火を落ち着かせます。表面が炭化したら事前準備は完了です。
本着火
喫煙のための本格的な着火です。吸い口をくわえ、ゆっくり吸いこみながら火をつけ、円を描くように表面全体に行き渡るように着火します。火を離し、1〜2回軽く吸い込み、吹き戻して火皿から煙が立ち上ったら成功です。そっと口にくわえながら豊かな味わいと香りを楽しみましょう。
※火が消えてしまったら、再度着火してみましょう。
※火は満遍なくつけることが重要です。火の通りがうまくいかなかったり、火種が大きくなりすぎた場合は、タンパーで押さえながら上手に調整しましょう。こまめなタンパーワーキングが美味しい煙を吸うコツです。
当店は、東京都に所在するたばこ販売の専門店です。ダンヒルやスタンウェルをはじめ、ハンドメイドのパイプまで様々なアイテムをご用意しております。パイプたばこはピーターソンやラールセンなどの限定品だけでなく、ストレートブレンドも多数ご紹介しておりますので、愛煙家のみなさんをはじめ、たばこ初心者の方もお気軽にご利用ください。